男性は女性に母親のような母性を求めているのは本当?
男性は母親のような女性が好きとか、彼女や妻に対して、母親のような母性を求めている・・・なんてことが言われたりします。
今回はそんなことについて、また、男性が本当に女性対して求めているものについて考えてみたいと思います。
「母親のような母性」は半分合っていて、半分違っている
男性といっても色々なタイプの方がいますから、母親のような女性が好きという方や彼女や妻に対して母親のような母性を求めている方もいるかも知れません。
ただ、多くの男性が求めているのは、「母親のような母性のようで、母親のような母性ではないもの」・・・なのかも知れません。
それは何かといったら、母親のように変わらぬ愛情や優しさを自分だけに向けてくれること・・・なのかなと、思います。
母親の愛情というのは、変わらないものです。
たとえ、子供が悪さをしても、または何かに失敗してしまっても、子供のことを愛し続けてくれます。
それは無条件の愛情で、こういう人だったらという条件がありません。
そういう変わらぬ愛情を男性は求めているのかも知れません。そういう意味の母性というものは男性は求めているものだと思うんですね。
それは言い替えると、癒しなのかも知れません。
男性が一番女性に求めているのは「癒し」なんてことが言われますが、女性を選ぶ上で、癒しというのは男性にとってはとても大事なものなのかも知れません。
男性は母性を求めているだろうから・・・と彼の母親のように演じてしまおうとすると、男女としての関係があまりうまくいかなくなってしまうこともあるようです。
それは、男性が求めていた母性以外の母性だったから・・・なのかも知れません。
彼の世話をしようとしたり、何かあると、心配して声をかけたり、彼にアドバイスしたり・・・といったことは、むしろ逆効果になってしまうことがあります。
男性が女性(彼女・妻)に求めているのはそういったことよりも、母親のように変わらない愛情、何があっても自分を自分のまま受け入れてくれる、そんな愛情のようなものなのかなと思います。
相手をそのまま受け入れるために必要なこと
相手を相手のまま受け入れてあげる・・・口にするのは簡単で実はとても難しいことだと思います。
だけど、何があってもあなたはあなたのままでいいよと言ってあげることのできる方もいます。
そんな方々は何が違うのでしょうか?
それは、相手の前にまず、自分で自分のことを受け入れているか・・・ということが大事なのだと思うんです。
相手を受け入れるには、まず、自分自身のことをそのままでいいと受け入れている必要があります。
人は自分が自分に対してしていることしか、自分以外の人にはしてあげられないものだと思います。
だから、相手のことをあなたのままでいいよと言える人は、自分自身に対してもそういうことをしているものだと思います。
自分に対して、そのままで大丈夫と言ってあげるには、自分の弱さも受け入れる必要があって、そして、ある意味、自分に甘く、言い換えると自分に優しくなくてはいけないと思うんです。
自分に厳しくなるのではなく、反対に自分に甘くなることが人に優しくなる方法なのだと思います。