初恋の人と再会。お互いが既婚者なので忘れたいけど、忘れられない時は?
初恋の人と久しぶりに再会して、気持ちが抑えられなくなった・・・そんなこともあるかも知れません。
「お互いが既婚者で子供もいます。だから、忘れたいけど、どうしても気持ちを抑えることができません。どうやったら忘れられますか?」
そんなご質問をいただいたことがあります。
今回はそんな時、どうしたらいいかということについて考えてみたいと思います。
忘れようとしなくていい
初恋の人への思いというのはとても特別なものだと思います。
お互いが独身であればよかったのかも知れません・・・ただ、お互いが既婚者で幸せなご家庭があるということであれば、それは冒頭の方が話してくださったように忘れた方がいいのかも知れません。
だけど、人は忘れようとすると、忘れられないもの・・・だと思うんです。
忘れよう忘れようとすると、余計、その人のことが気になるのは、ある意味、脳の仕組みにも関係しているようです・・
人の脳は○○してはだめだ・・・という「だめだ」という部分をうまく理解できません。
だから、「ダイエット中だから、ポテチは食べちゃダメだ。」・・・なんて考えると、余計ポテチのことが頭に浮かびます。
○○してはだめだ・・・というのは脳にとっては○○を意識しようと言っているようなもので・・
だから、初恋の人のことも忘れようとはしない方がいいのかも、知れません。
それに、そういう初恋の人への思いというのは特別なもので、それはとても大切なものでもあると思うんですね。
だからといって、全てを捨てましょうということではありませんが、ただ、その初恋の思いというのは自分の人生では一度しかないもので、とても大事なものだと思います。
もっとも、ご家族、旦那様、もしくは奥様に対して申し訳ないという気持ちになる方もいらっしゃるかも知れません。
だけど、人は完璧ではないから、時にはそうやって過去の恋のことを思い出したり、そのことで気持ちが抑えられなくなってしまうようなことがあってもいいと思うんです。
勿論、だからといって行動に出てしまえば、もっと大事なもの(ご家族)を失ってしまうこともあるわけで、そこは感情だけではなくて、理性で物事を考え、判断してゆく必要があると思うんです。
ただ、忘れようとしなくていい・・・と自分を許してみると、少し気持ちが楽になれるかも知れません。
忘れようとするより、感謝してみる
忘れよう、忘れようとすると、余計忘れられなくなったり、気持ちが抑えられなくなってしまうことがあります。
こんな時は、先ほども書かせていただきましたが、まず、忘れようとしなくてもいいんだよと自分を許してみてもいいのかも知れません。
すると少し気持ちが楽になって、感情的になっている自分から少し離れることができるようになります。
もう1つできることがあって、それは何かと言うと、初恋の人や思い出に感謝するということです。
出会いにも色々な出会いがありますが、どんな出会いでも、例え、今回のように一緒にはなれないとわかっている初恋の人との再会(出会い)も、何かしらの形で自分の人生に豊かさを与えてくれるもの、だと思うんです。
それは自分の人生というドラマに大切な思い出を残してくれる大事なモノで・・・
そういう思いで「ありがとう」と相手やその相手との思い出に感謝してみます。
感謝の気持ちというのは自分から相手に向けられているもので、自分のことを考えると感謝できないと思うんです。
例えば、自分のことを考えると、一緒になりたい、この気持ちをどうにかしたい・・・と思ってしまうかも知れません。
だけど、感謝すると相手の方に気持ちが向いて、この人にずっと幸せでいて欲しいなとか・・・例えば、そんな風に相手のことを思う、相手の幸せを思う気持ちになれることがあります。
そういう風に思えたら、初恋や初恋の人のことは忘れずに大切にしながら、また、自分の大事な暮らしに戻ってゆける、かも知れません。
もっとも、それでもやっぱり時には、気持ちが高まってしまうこともあるかも知れませんが・・・そんな時は「3年」ということを思い出してみてもいいかも知れません。
人を好きという気持ちというのは3年ほどしか続かないと言われています。
初恋の人への気持ちが高まってしまったとしても、これから先、この思いが抑えれらなくなったらどうしよう・・・と思ってしまっても、時間が必ず解決してくれると思いますので、どうぞ安心してください。