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幸せな結婚生活を送るために必要な3つのこと

幸せな結婚生活をずっと送ってゆくために必要なことってなんでしょうか?

結婚しても幸せな結婚生活をずっと送っているカップルもいれば、そうではないカップルもいます。

その違いは何なのか?また、幸せな結婚生活を送るために必要なことは何なのか?

今回はそんなことについて考えてみたいと思います。

目次

お互いに「自分を世界」を持っているカップルは長く続いてゆく

結婚しても離婚してしまうカップルも多くいます・・だけど、その一方で長く幸せな結婚生活を送っているカップルもいる。

その違いって一体何なのでしょうか・・・?

それはきっとそのカップルによっても違ってくるかも知れませんが、幸せな結婚生活を長く続けているカップルには共通していることがいくつかあるようです。

その共通していることの1つがお互いに「自分の世界」を持っているということのようでした。

「自分の世界」というのは、パートナーと一緒じゃなくても楽しめる自分だけの世界のこと、です。

それは例えば、趣味であったり、または何か夢中になれるものであったり。

いきなり、自分だけの世界・・・なんてことを言うのは寂しい気もするかも知れませんが・・・ただ、長い結婚生活ではどうしても、すれ違ったり、または意見が食い違ったり、夫婦喧嘩だってします。

相手に求めすぎてしまうこともあれば、相手にがっかりしてしまうようなこともあるかも知れません。

どんな夫婦も、どんなに幸せそうに見えるカップルも必ずそういった夫婦関係がうまくいかない時というのがあるようです。

そんな時に、「自分の世界」があるかどうか・・・というのはとても大切なことのようです。

自分の世界をしっかりと楽しめているから・・・相手に対して寛容になれることもあります。

自分の世界をしっかりと持っていることは、相手に対して余裕を持って接することのできる自分にもつながってゆくように思います。

一方で、「二人の世界」だけしかないと、何かあった時に相手に求めすぎてしまったりすることがあります。

夫婦ですから、助け合ってゆくことは大切なことなのですが、求めすぎてしまうと、相手と助け合うよりも、相手に依存してしまうことも、もしかしたらあるかも知れません。

夫婦というのは、お互いが支え合ってゆくものだと思います。

でも、それはそれぞれがしっかりと自分の足で立っているからこそ・・・できるものだと思うんです。

どちらかがどちらかに寄りかかってしまうこともあってもいいかも知れません。だけど、ずっと寄りかかってしまっていては、相手もいずれその重さに耐えられなくなって、二人とも倒れてしまいます・・

そうではなくて、お互いが自分の足でしっかりと立って、そして、手をつなぐ・・・ということが幸せな結婚生活を長く長く続けてゆくためには必要なことなのかも知れません。

「好き」から「愛情」への変化があるかないかが分かれ目

結婚してもラブラブがずっと続いているカップルは何が違う?でもご紹介しましたが、ラブラブの期間というのは3年ほどしか続かないと一般的には言われています。

そのため、結婚3年から5年で離婚してしまうカップルが多いです。

長く幸せな結婚生活を続けてゆくためには、3年が終わってからが大事になってゆくのかも知れません。

結婚3年で終わってしまったカップルと、結婚4年目以降も、幸せな結婚生活を続けていったカップルでは何が違うのでしょうか・・・?

それは、「好き」という気持ちを「愛情」へと移行させることができたか否か・・・ということの違いなのかも知れません。

「好き」という気持ちと「愛情」は似ているようで異なるものです。

「好き」というのは、自分が相手を好き・・・という気持ちです。つまり、自分の気持ちなわけです。ここに相手のことは入っているようであまり入っていません。「私が」相手を好きなのです。

「愛情」というのは、この自分の気持ちが半分、もう半分は相手のことだけを思う気持ちになります。

ちなみに、「愛」とは、相手のことを思う気持ちが100%の状態のことだと思います。

「愛」は相手のことを思う気持ちが100%なので、自分の気持ちは入っていません。例え・・・自分がそこにいなくても相手が幸せならそれで自分はいい・・・というのが「愛」です。

だけど、それはすごく難しいことだと思うんですね。

やっぱり、自分の気持ちだって大切で。相手が好きという気持ちは大切で。

だけど、その自分の気持ちだけだと、「好き」という状態からは抜け出せない。

「愛情」に移行するためには、相手のことを思う気持ちが入っている必要があるのかも知れません。

じゃあ、相手のことを思う気持ちとはどんなことかといったら、「相手を応援したいと思う気持ち」だと思うんです。

相手を応援するということが「愛情」へとつながってゆくのだと思うんです。

相手を応援するってすごく難しいことだと思うんです。

相手を本当の意味で応援するには、自分が応援したいように応援してはダメだと思うんです。

相手が応援してほしいように応援することが大切で。

そのためには、相手のことをよく知らなければならないし、自分の価値観や考え方ではなくて、相手の価値観や考え方で相手のことを考えてみたり、相手の立場になって物事を考える必要があって。

人はどうしても主観的に物事を考えてしまうものだと思います。

何かが夫や妻に起こった時、「こうした方がいいんじゃない?」「なんでこうしないの?」とつい言いたくなることがあるかも知れません。

だけど、それが自分の価値観や考え方で考えて言ったことなのか、それとも、相手の立場になって、相手の価値観や考え方を理解した上で言ったことなのか・・・で相手への伝わり方も大きく変わってきます。

「応援する」ということはそういう意味ではとても難しいことだけど、そうやって、相手の立場になろうとすることだけでも違うのかも知れません。

少なくとも長い間幸せな結婚生活を続けているカップルは、そういう「愛情」をお互いがお互いに対して少なからず持っているようです。

夫婦関係がうまくいかなくなったら?

夫婦関係というのは、やはり平坦な道ばかりではなくて、時にはうまくいかなくなってしまうこともあると思います。

そして、それが当たり前だと、思うのです。

価値観も考え方も似ていたとしても、全く同じ・・なんてことはないわけで、やっぱりどうしても、その違いが気になることもあるし、その違いで夫婦喧嘩になってしまうことだってある。

それはどんなご夫婦でもそうだと思うのです。

ただ、そんなことが続いてしまうと、夫婦関係がうまくいかなくなってしまったり、すれ違ってしまうようになってしまうこともあります。

そんな時にはどうしたらいいのでしょうか?
二人の関係を修復するために、何からはじめたらいいのでしょうか?

そのためにできることは色々あると思いますが、その一つは自分から与えてみるということかなと、思います。

自分から与えてみることで何かが変わってゆくことがあります。

少し話は変わりますが、

結婚して多くの夫が妻にしてほしいこと、多くの妻が夫にしてほしいこと・・・というものがあるとしたら、どんなことでしょうか。

ある心理の専門家の方が結婚してからも夫は妻に、妻は夫に褒められたいと思っている・・・というお話をされていました。

人はいくつになっても、人から褒められたいとそう思っているものなのかも知れません。結婚相手に選んだ人には特に。

褒められたいというのは、文字通り褒められたい気持ちであったり、または大人になってからはそれは認められたいということでもあるのかも知れません。

だから、「仕事がんばっててすごいね。」

・・と妻に言われると、男性は嬉しくなるものだし、もっと頑張ろうと思えるものだと思うんです。

「いつも料理を作ってくれてありがとう。美味しかったよ。」

・・と夫から褒められたら、やっぱり女性は嬉しくなるものだと思うし、また、美味しいと言ってもらえるように頑張ろうと、そう思うものだと思うのです。

だけど、すれ違っているような時は、その思いが強くなりすぎている時でもあって。

それは言い替えると、相手に求め過ぎてしまっている時でもあるのかも・・知れません。

もっとも、すれ違う理由も夫婦関係がうまくいかなくなる理由も夫婦によって千差万別だと思いますが・・・ただ、求めすぎてしまった時に人間関係というのはどうもうまくいかなくなってしまうところがあって。

そんな時は、反対のこと。つまり、求めるよりも与えてみると、人間関係がうまくいくようになることがあります。

夫婦関係でも同じようなことが言えることがあります。

ただ、与えるといっても何か大袈裟なことをするだけではなくて、ちょっとした言葉をかけるだけでもいいのかも知れません。

ちょっとした言葉ってどんな言葉がいいのかというと、相手が喜んでくれる言葉がいいのかも知れません。

ちょっとした褒め言葉だけで、夫婦関係が大きく変わってゆくこともあります。

「料理美味しかったよ。」という言葉だけでも何かが変わってくることだってあります。

「仕事毎日頑張っててすごいね。」という言葉だけでも何かが変わってくるかも、知れません。

人を褒めるということは、人に与えるということでもあるんだと思うんです。

勿論、お世辞だったり、心にもないことを言って褒めようとするのは逆効果なのですが・・ただ、夫婦関係の褒め言葉というのは、夫婦円満のための薬のようなものなのだと思います。