寂しさを埋めるため、紛らわすための恋愛はもっと寂しくなるのは何故?
一人でいることの寂しさを埋めるために、またはそんな寂しさを紛らわすために恋愛したい・・・そう思われる方もいるかも知れません。
ただ、そう思って彼氏や彼女を作ってみたけど、最初はよかったけど次第に1人だった頃よりも寂しくなってしまった・・・そんな方もいます。
今回はそんな寂しさについて考えてみたいと思います。
寂しさを埋めるために人を求めるともっと寂しくなる
寂しさを埋めてもらいたくて、誰かを求めてしまう・・・そんなこともあるかも知れません。
それは悪いことじゃないと思うんです。
ただ、あまりその気持ちが強くなり過ぎてしまうと、人間関係がどうもうまくいかなくなってしまうようです。
寂しさを埋めるための恋愛は、寂しさがベースになっていて、そのために心になかなか余裕を作れなくて、気づくと、相手に求めすぎてしまう・・・ということがあります。
恋愛中は相手に求めすぎてしまうことだってあったっていいと思うんです。
ただ、求めすぎてしまうことが続いてゆくと・・・二人の関係はうまくいかなくなってしまう・・
寂しさが根底にあると相手に求めすぎてしまって、だけど、相手は自分ではないですから・・どうしてもすれ違ったりもするし、自分がして欲しいことと相手がしてあげたいと思ってくれていることが違っていたりもする・・
そうやってすれ違って、わかりあえない時は、1人でいるよりももっと寂しくなったりすることがあります。
寂しいのは、一人でいるから・・・かも知れませんが、もっと寂しいのは、わかってもらえないこと、わかり合えないこと・・・なのかも知れません。
わかりあえない寂しさ
わかりあえない、わかってもらえない寂しさというのは時に、1人の寂しさよりももっと辛いものになったりします。
じゃあ、どうやったらわかってもらえるのでしょうか・・・?
それは相手にもよると思うんです。
どうしてもわかりあえない人もいるもので・・
ただ、わかってもらえない寂しさというのは、相手をわかろうとすることで薄れてゆくこともあるようです。
相手をわかろうとすると、不思議と相手も自分をわかってくれようとすることもあって。
これはつまり、求めるよりも与えようとする・・・ということなんだと思います。
ただ、与えようとすることで、結果的には自分が欲しかったもの(わかってもらいたいという思い)が満たされることもあるかも知れません。
寂しさは自分でしか埋めることはできない
寂しさというのは、本当の意味では自分でしか、埋めることができないのかも知れません。
誰かに埋めてもらおうとすると、もっと辛くなるのが寂しさというものだと思うんです。
じゃあ、どうやったら寂しさを自分で埋めることができるのか・・・ということなのですが、それはきっと色々な方法がありそうです。
それは何かに一生懸命になってみることでもいいし、または、先ほどのように自分からわかろうとしてみる、与えようとしてみることでもいいし、できることはきっと沢山あるように思うんです。
ただ、最後にこんなことを言うのも矛盾しているようですが、寂しい時は寂しくてもいいと、思うんです。
寂しい時があってもいい。
そんな時は無理矢理寂しさを埋めようとするよりも、寂しくてもいいと自分を許してゆくのも一つの方法だと思います。
そして、心が少し落ち着いてきたら、何か目の前にあるものに一生懸命になってみるのもいいし、何か、仕事でもいいし、趣味でもいいし、何かを充実させてみることもいいかも知れません。
そうやって何か目の前のものが充実しはじめた時に心の余裕がうまれて、それが恋愛もそうですし、友人関係もそうかも知れませんし、そんな色々な人間関係をスムーズにしてくれるように思います。