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夫が言うことを聞いてくれない、変わってくれない時はどうしたらいい?

「夫が私の言うことを聞いてくれません」

・・・そんなお話をしていただきました。

奥様がおっしゃっていたのは、夫婦関係にとって深刻な問題というよりは、もっと日常的なことだったようです。

例えば、脱いだ服を洗濯籠に入れてくれないことであったり、お皿を洗ってくれるのはいいけど、毎回お皿に食べ物がついたまま、など。

そんな日常的なことであっても、そういうことを繰り返されるとやっぱり大変なものだと思います。

今回は旦那さんが言うことを聞いてくれない、変わってくれない時にどうしたらいいか・・・ということについて考えてみたいと思います。

男性は何故女性の言うことを聞かないのか?

旦那さんをどうやって変えたらいいか?ということですが、相手を変えるというのはやはりとても難しいことだと思うんです。

僕は変えることができるのは自分だけだと思っています。そういう意味では旦那さんを変えることはできないのかも、知れません。

ただ、自分が変わることで相手が変わることはあるかも、知れません。

具体的には自分をどう変えるか・・・ということですが、旦那さんへの言い方を変えてみることもできるかも知れません。

男性は女性に何かを言われて自分を変えるのを嫌がる傾向にあります。

というのも、男性はプライドが高い傾向があって、いくら正しいことであっても、間違いを指摘されることは、自分を否定されているように感じてしまうことがあって、だから、女性の小言やまたは、(求めていない)アドバイスなどを男性はひどく嫌う傾向があります。

じゃあ、どうしたらいいのか?ということですが、男性にはもう1つ特徴というか傾向があります。

それは、女性に喜ばれると嬉しい・・・という特徴というか、傾向です。

全ての男性がそうではないかも知れません。また、二人の関係によってもそれは変わってくるかも・・知れませんが、とにかく、男性は一般的に女性を喜ばせたいと思っていて、そのため、自分がやることを喜んでくれる女性は男性からは大切にされる女性でもあるのかも、知れません。

冒頭の奥様のことですが、この時も食器に洗い残しがあれば、また洗わなきゃだめだから・・・と伝えるよりも、「洗った時に洗い残しがないか確認してくれたら、嬉しいな。」とニコっと笑って伝えてみるのもいい方法かも知れません。

そして、実際に洗ってくれた後に、「すごく綺麗に洗ってくれたんだね。ありがとう!」と感謝したり、嬉しがると、男性はそれがモチベーションになって、また綺麗に洗おうと思ってくれるかも、知れません。

これは他の記事でも書かせていただきましたが、男性は女性を喜ばせたいと思っているのですが、その時、「成果」というものを求める傾向があります。

何かをした → 喜ばれた
何かをした → 感謝された

・・・という「成果」があると、男性はまた同じことをしようと思うかも知れません。

だから、してほしいこと、直してほしいことについては、「こうしてほしい」ですとか、「それは間違っている」ということを伝えようとするよりは、「こうしてくれたら嬉しい」と伝えた上で、それが少しでも改善されたら、「ありがとう」「嬉しい」という気持ち(男性にとっては「成果」になります)を伝えてみるのも一つの方法かも知れません。