夫や彼氏が仕事の愚痴や不平不満を言う。どう対処したらいいか?
「夫が仕事の不満を言ってくることがありますが、こんな時、どんな言葉をかけたら彼にとってはいいのでしょうか?」
そんな質問をいただいたことがあります。
こんな時、男性はどんな言葉をかけてもらうのが一番いいのか・・・ということですが、これはその男性によっても違ってくるかと思います。
ですので、こういう言葉をかけたらいい・・・というものはないのかも知れません。
ただ、例えば、仕事の愚痴や不平不満を言ってくる時の男性の心理というのはある程度共通するものがあると思いますので、今回はそういったことについて、また、こういう言葉をかけるのはNGということについてみてみたいと思います。
男性が愚痴を言う時は
男性が例えば、仕事の愚痴を言う、不平不満を言う時は、彼を助けてあげたいと女性(奥様、彼女)は、こうした方がいいんじゃない?と言ってあげたくなることもあるかも、知れません。
ただ、男性の仕事の不平不満に対して、もしくは、愚痴に対して、アドバイスをする・・・というのはあまりよい方法ではないかも・・・知れません。
アドバイスを求められたとしても、アドバイスをする時は注意が必要で、求められていない時のアドバイスというのは、むしろ、逆効果になってしまうことがあります。
というのも、アドバイスというのは、「こうした方がいい」という意味が含まれていて、それは、今の状態の否定にもなりかねないから・・・です。
ですので、求められていない状態での女性からのアドバイスは男性のプライドを傷つけてしまうケースの方が多いかも、知れません。
じゃあ、どうしたらいいのか・・・?
ということですが、愚痴を女性に言う時の男性の心理というのは、女性に
・頑張っていることを認めてもらいたい
・あなたはよくやっていると認められたい
・あなたは間違っていないと、自分のことを受け入れて欲しい
・・・ということを求めていることが多いかも知れません。
愚痴を言う時は、自分を認めて欲しい、わかって欲しい・・・と思っていることが多く、その気持ちが満たされると、男性は安心することが多いかも知れません。
特に好きな女性(奥さん、彼女)から、認めてもらえると男性は自信を取り戻しやすく、その女性からの言葉をきっかけに伸びてゆく・・・ということが多々あります。
女性はそれだけ・・・男性にとって大きな影響力を持っているのかも、知れないですね。
愚痴を聞かされ続けるのは辛い・・・という時は?
それでもやはり自分の大切な人(夫、彼氏)であっても愚痴を聞かされ続ける・・・というのは辛いものかも知れません・・
そんな時はどうしたらいいのでしょうか・・?
もっとも、愚痴ばかりで向上心がない・・・そういう男性も中にはいるかも知れません・・・
その場合は、相手を変えようと思ってもうまくいかないかも、知れません・・
ただ、そうではなくて、向上心のある彼であれば、女性からの言葉で状況が変わってくることもあるかと思います。
先程書かせていただいた通り、愚痴を聞いて、わかってあげようとする・・・ということが女性ができること、もしくは求められていること、かも知れません。
そして、(愚痴を減らしてもらうためにも)1つできることがあります。
それが彼のことをわかってあげた上で、認めてあげる、または、褒めてあげるということです。
「そうだね・・・それは大変だね。だけど、あなたも頑張っていて、すごいよ。」
「それだけ頑張っているのに会社が評価してくれないのは辛いね。だけど、あなたは力のある人だから、いつか必ず評価してもらえるよ。」
例えば、そんな風にして、わかってあげた上で彼のことを認めてあげる、評価してあげる・・・ということをしてあげると、男性は自信を取り戻してゆくことが多いです。
男性は好きな女性から「すごい」と言われると自信がついて、どんどん能力を開花させてゆく・・・ということがあります。
世の中で天才と言われる人(男性)の母親は「すごい。すごい」と言って褒めて育てた・・・というケースが多いようです。
母親の他にも、彼女や奥さんになった女性も母親と同じようにその男性にとっては大きな影響を与えられる人で、そんな立場にいる女性が「すごい。」と言い続けると、彼は自信を取り戻して、本来の能力を発揮できるようになる・・・ということがあります。
そうやって、わかってあげた上で、あなたはよくやっている、あなたは力のある人だからうまくいく・・・と彼を認めてあげる、褒めてあげることで、彼は自信を取り戻すこともあるかも知れません。
自信を取り戻すと、男性の愚痴は減ってゆくと思います。
勿論、全部の男性がそうではないかも知れません。
ただ、向上心のある男性であれば、愚痴を言っている自分というのは本当は好きではないと思うんですね。
だから、自信さえ取り戻せることができたら、愚痴を言うより、自分を高めてゆこうと思うこともあるかと思います。
その自信を取り戻す鍵になるのはやはり女性ではないかなと、思います。