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夫が家事を一切手伝ってくれない。片付けない、靴下は脱ぎっぱなし

今回は旦那さんが家事を一切手伝ってくれない、片付けもしないし、靴下は脱ぎっぱなし・・・という状況を変えるためにできることはあるか?ということについて考えてみたいと思います。

家事を手伝ってくれないだけではなく、靴下の脱ぎっぱなしであったり、服を脱ぎっぱなしで洗濯籠にすらいれない・・・注意しても直す気配すらない・・・なんてこともあるかも知れません。

こんな時に奥さんの立場でできることはあるのでしょうか?

男性に注意するのは逆効果なのは何故?

男性と女性では色々なことが違っている・・・というのは多くの方がご存じのことかと思います。

男性の特徴について考えてゆくと、一般的に男性は人に指図されるのが嫌いです。特に女性から指図されるのが嫌いという特徴があります。

男性はまた、人から何かを教わったりするのも少々苦手というか、あまり好んでそうしようとは思わない方が多いかも知れません。

女性の場合はそうではありません。

習い事に通ったりしている女性は大勢いらっしゃるかと思いますが、男性は誰かから教わったりするのが少々苦手なので、女性に比べると、習い事に通っている男性は少ない傾向にあります。

そういった男性の特徴から考えると、(一般的な男性の特徴に当てはまる方の場合であれば)、男性に対して、「靴下を脱ぎっぱなしにしないで」と注意したり、「靴下は裏返しにしないように脱いで。その方が後で楽でしょ」・・・と何かを教えようとするのは、全くの逆効果になってしまうことがあります。

男性はそうやって女性に注意されるのを好まないので、不快な気持ちになったり、自分のやり方を貫こうとしたりして、逆効果になることが多いかも知れません。

じゃあ、どうしたらいいのか?ということですが、実際のケースがありますので、そちらを見てみたいと思います。

夫が変わった。妻がしたこととは?

家事は一切しない。靴下は脱ぎっぱなし、服も脱ぎっぱなしで脱衣所に散乱している状態・・

こんな感じの旦那さんがいました。

奥さんはそんな旦那さんを注意したりすることはありませんでした。仕方がない・・自分で片付けようと夫をある意味諦めていたそうです。

そんな感じで結婚して数年が経ちました。

話は変わりますが、この奥さんは旦那さんに対してある言葉を日常的にかけていたそうです。

その言葉とは、「ありがとう」という言葉でした。

旦那さんが仕事から帰ってくると、「疲れたでしょ、いつも遅くまで働いてくれてありがとう。」そんな言葉をかけ続けたそうです。

そんなことを続けて数年が経ったある日、旦那さんが脱いだ靴下を洗濯籠にいれてくれたそうです。

・・・ある意味当たり前のことかも知れませんが・・

ただ、奥さんはそれを見て、旦那さんに、「靴下、ちゃんと入れてくれたの?ありがとう。」とニコッと笑って言ったそうです。

すると、少しして旦那さんは脱いだ服も洗濯籠に入れるようになった。

奥さんは、「助かるよ。ありがとう。」とまたニコっと笑って言ったそうです。

その旦那さんは今では家事も手伝ってくれるようになったそうです。

でも何故、こんなことが起こったのでしょうか?

それは2つ理由があったと思うんです。

男性は女性から感謝されるととても嬉しい気持ちになるものです。それは女性も同じかも知れません。

男性は感謝してくれる女性は大切にしたいと思うところがあって、また、一度感謝されると、また感謝してもらえるようなことをしたいなと思うことがあります。

それが1つ目の理由。

2つ目の理由は、奥さんが喜んでくれたことでした。靴下を洗濯籠に入れた旦那さんを見て奥さんはニコニコと笑って喜んだそうです。

男性は、女性を喜ばせたい、自分がやったことで女性に喜んで欲しいと思っています。

女性を喜ばせることができる自分は悪くはないと、そう男性は思うことがあって、だから、喜んでくれる女性もまた、男性は大切にしたいと思うことがあるようです。

もっとも、本来であれば、家事は大変な仕事ですから、家事をしてくれることに男性の側も感謝の気持ちがあってもいいものだと思うんです。

男性はなかなかそうやって感謝の言葉を言ったりするのは苦手なものですが、ただ、先程のご夫婦の話に戻ると、奥さんが「ありがとう」と言い続けた結果、旦那さんも、何年かかかりましたが・・・奥さんにいつも「ありがとう」と小さい声で言うようになったそうです。

やったことは返ってくる、のかも知れないですね。